エフェクトコントロールの基本を押さえる

クリエイティブツールとしてのPremiereProを最大限に活用する上で重要な、エフェクトコントロールパネルの基本的な構造と操作について紹介したいと思います。

PremiereProは、映像素材を簡単に配置・置き換え・移動ができる優れたノンリニア編集ソフトですが、同時に、個々の創造性を具現化するだけの豊富なエフェクトを備える、優れたクリエイティブツールでもあります。エフェクトを使用することで動画制作の自由度と可能性は一気に広がり、その組み合わせ(アイデア)は無限です。

クリップをタイムラインに追加すると、いくつかの基本エフェクトが自動的に追加されます。エフェクトの調整は基本「エフェクトコントロール」パネルで行いますが、「モーション」エフェクトのアンチフリッカー以外のプロパティは、性質上プログラムモニターで直接調整を加えることができます。

位置・スケール・回転、そしてアンカーポイントのプログラムモニターでのコントロールはドラッグで行いますが、カーソルアイコンに留意しましょう。アンカーポイントとは基準になる点(位置)のことで、プログラムモニター内では十字の円で表示されます。「Ctrl / Cmd」キーを押しながらドラッグすると、各コントロールポイントにスナップします。

エフェクトコントロールパネルでは、数値を直接入力するかスクラブで調整します。試しに、位置とアンカーポイントの値をそれぞれスクラブしてみましょう。アイテムの動きから、これらが相対的であることが確認できると思います。アンチフリッカーは、細い線や鋭い角が含まれる画像が動きの中で引き起こすことがある「フリッカー」と呼ばれるちらつきを、削減または抑制したい場合に使用します。これは強度を高めることでちらつきをより抑えられますが、画像はぼやけます。

アニメーションは、各プロパティの左側にあるストップウォッチのアイコンをオンにして、右側のタイムラインビューエリアでキーフレームを使用して作成します。またキーフレームの補間には「時間補間法」と「空間補間法」があり、それぞれ効果が異なるキーフレームが5種類用意されています。これらは簡単に言うと、キーフレーム間をどのように進むかを定義するものです。

初期設定の「リニア」では、キーフレーム間が一定速度で変化します。対して「ベジェ」では、ベジェ曲線を手動でコントロールして、キーフレーム間の変化に緩急をつけることができます。「自動ベジェ」は自動的にキーフレーム間で滑らかな変化を作成し、値の変更による更新も自動で行われます。「連続ベジェ」は自動ベジェに似ていますが、ある程度の手動コントロールが可能で、一方のベジェ曲線の形状を変更するともう一方の形状も変更され滑らかな変化を作成します。「停止」は、スタッカートのような効果を加えます。オブジェクトを当然消したり、メリハリの利いた動きを作成したい場合に使用します。

「イーズイン」と「イーズアウト」は陸上競技に例えると分かりやすいと思いますが、ランナーがスタード時に急加速してゴール後徐々に減速するように、慣性の法則を表現する最も簡単な方法です。イーズインはキーフレームに近づくに連れ減速し、イーズアウトはキーフレームから離れるごとに加速します。

クリップの再生速度を変更するテクニック

オーディオ編集の基礎知識とその必要性

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